ものづくり専門の2年制コース。自らの手で作るための施工技術とデザインを理解するためのデザインセンス・知識を学ぶ。
Interior Meister Trainee Course
今、建築現場では多種多様な知識や技術、感性をも備え持った人材が求められています。デザインから各工種(工事の種類)の施工技術まで、インテリアマイスター科では座学だけでなく、実際に自らデザインし施工する事で身につけていきます。デザイン知識と施工技術の両方を有し、建築家やデザイナー・職人と対等な立場で意見交換ができるばかりか、センスの良し悪しを含め顧客の気持ちまでわかる感性を持った新しい職人「多能工」の育成を目指しています。
カリキュラム
〈1年次〉デザイン・施工に必要な基礎技術を学ぶ
1年次前期ではデザイン・ものづくりの入門編として、基礎知識や図面の読み方・描き方、模型の作り方、CAD、色彩などの表現スキルの基礎を中心に学びます。 後期は応用実習として個別での家具製作、グループでの小屋製作を通して、「多能工」として必要なインテリア施工・家具製作の基礎を身につけていきます。
1年次実習風景
〈2年次〉実践的な製作プロセスを経験して即戦力を目指す
2年次前期は製作実習に加えてインターンシップ(企業研修)で将来を見据え、仕事の現場を実体験します。後期はイベントの「仮設展示空間設計」を通して、他学科のデザイナー(学生)と協働し、デザインを実作し、より社会に近い実践的な製作プロセスを体験していきます。卒業制作では自らデザインを行い、これまで培った技術を活かして実製作までしていきます。
2年次学生作品
卒業制作作品
この学科で取得できる主な資格
2級建築施工管理技士(要実務2年)/2級建築士・木造建築士(免許取得要件 実務0年)など
卒業後の進路
現場監理/家具職人/インテリア・建築施工/建具屋/左官職人/クロス職人/リペア職人/建築設備士/建築積算技術者など
→ 進路・就職先一覧
主な卒業生
青山幸太(青作舎)/岡 美里(Araki+Sasaki Architects)/中村大介(special source)など
→ 卒業生インタビュー